シックスセンシズといえば環境に配慮したエコリゾートなので、島内の移動はみんな自転車です。お部屋の玄関前に専用の自転車が置いてあり、サドルの後ろに木のルームナンバーのプレートがついています。私たちは「レストラン等にできるだけ近く」とリクエストしており、JettyAの一番手前ルームナンバー1のお部屋だったのであまりのることはなかったですが、みなさん気持ち良さそうにびゅんびゅん飛ばして乗っておられました。裸足で乗っても痛くないようペダルは布で覆われています。そして、その足についた砂をハリネズミ君で落としてから、部屋に入りましょう~。
ハネムーンでもない中年夫婦にいきなりハートのベッドメイクはびっくりしましたが、どうやら特典でついていたようです。トランク型の洗面台がとーってもCUTE!これ、ちゃんと閉まるんです。そして、ガラスフロアのトイレ!たまにカニが見えました。笑
広いテラスにはテーブルと足元がガラスのソファ、隣にはビーチベッド、お部屋側にはデイベッド、ハンモックもありました。
なんといっても一番すごいのは、ヴィラのどこに居ても美しい海が見えること!ベッドに寝転んでいても、デスクでパソコンをいじっていても、歯を磨いていても、シャワーを浴びていても(半屋外)、トイレでもお風呂に入っていても!(写真を撮り忘れましたがバスタブがスケルトンで床がガラスで海が見えます)そしてさらにすごいのは、部屋はもちろんのこと、島内どこに居ても目に入るのは木やガラス・陶器・紙などの自然のものばかりで、人工物はとことん目隠ししてあり、見えないような工夫がしてあります。テレビやDVDプレーヤー、冷蔵庫などはすべて木の扉の中に内臓されているし、エアコンやテレビのリモコンも麻でできたボックスの中に入っているのには驚きました。
シックスセンシズの理念として「地球環境保護を揺るぎないコミットメントとして掲げる」というのがあるそうです。廃材を再利用し、ノンケミカル塗料で仕上げた、一見質素なヴィラですが(夫は旅行に行く前、写真をみて「掘っ建て小屋?」なんて言ってました。)BOSEのサウンドシステムを始め、37インチの液晶テレビにWi-Fi完備、ベッドリネンやインテリアにもこだわりがあります。だからエコなのに決して安っぽくなく、ラグジュアリーリゾートといわれるゆえんなんでしょう。
自分としてはエコとラグジュアリーって相反するものだと思っていたので「エコなのにラグジュアリーってどうなの?」って少しひっかかる部分もありました。でもひとつだけ言えるのは自然のものに囲まれて過ごすって、こんなにも目に優しく、癒され、心地の良いことだってことです。しかも何不自由なく快適に!贅沢だわ~。
ここを訪れる人々は、この部分にお金を払ってるんじゃないかな~と感じました。
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